ついに冬の移籍マーケットがオープンする。
ここでは、『sportskeeda』による「1月移籍のトップターゲット5選」を見てみよう。
エデン・アザール(チェルシー)
今季きらめくような活躍を見せているアザール。多くの人間が彼をプレミアリーグ最高の選手として評価している。
サッリ新監督の戦術革命においても不可欠なパートを担っているが、それは長く続かないかもしれない。
この3シーズンほど彼の獲得に関心を示し続けているのが、レアル・マドリーだ。もしジダン監督の突然の退任がなければ、すでに移籍していたと考える者さえいる。
チェルシーとの契約は2020年夏までの残り18か月。ただ、クラブ史上最高額の給料を提示したものの、延長交渉は保留されている。
クリスティアーノ・ロナウドの代役を獲得しなかったレアルのフロレンティーノ・ペレス会長は、新年にも獲得に乗り出しそうだが…。
クリスティアン・プリシッチ(ドルトムント)
もしアザールがレアルに移籍した場合、チェルシーがその代役にしうるのがプリシッチだ。
ルシアン・ファヴレ新体制になったドルトムントで、このアメリカ代表FWは輝きを放っている。この数シーズン、チームの要になっていたUSA版ワンダーキッドを失えば、ドルトムントにとっては大打撃だ。
クラブは2020年までの契約を延長しようと試みている。ただ、退団は不可避として、すでにチェルシーと交渉を始めているとも。
市場価値7000万ポンド(100億円)とも言われる彼にはリヴァプールやPSGも興味を示しているが…。
アーロン・ラムジー(アーセナル)
ここ10年間のアーセナルの代名詞とも言える存在であるラムジー。このウェールズ代表MFはウナイ・エメリ新体制下でもインパクトを放っていた。
だが、クラブは契約延長をあきらめ、満了での退団が見込まれている。給与面が延長交渉の障壁だったとされているが、彼の現在の調子を見ると、アーセナルとエメリはまだその決定を後悔していないかもしれない。
1月から交渉が解禁されるラムジーにはユヴェントス、バルセロナ、バイエルン・ミュンヘン、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドが興味を示しているとも。バイエルンがポールポジションだとされているが…。
フレンキー・デ・ヨング(アヤックス)
21歳のオランダ代表はアヤックスでのハイパフォーマンスにより、メガクラブが手招きする人気銘柄となった。
バルセロナの偉人チャビも、セルヒオ・ブスケツと似ていると評価し、バルサは彼をトップターゲットにするべきと唱えている。
ポゼッションを志向するチームにとって、パスセンスに優れた彼は理想的な存在だ。ただ、類稀なるドリブル技術も持ちあわせている。
バルサ、マンチェスター・シティが移籍先として噂されてきたが、PSGがゲットしたとも…。
アドリアン・ラビオ(PSG)
この夏にPSG退団が噂されたラビオ。結局残留したが、噂は激しくなるばかりだ。
トーマス・トゥヘル新監督のもとでも主力として起用されており、インパクトを放っている。
チアゴ・モッタの後継者として将来のキャプテン候補と目されていたが、契約満了に伴う退団は不可避に見える。
デ・ヨング獲得を逃すかもしれないバルサのほか、リヴァプール、アーセナル、トッテナムなどのプレミア勢も興味を示しているとのこと。