今冬に移籍も?欧州の日本人選手、「移籍の噂」まとめ

欧州で冬の移籍マーケットが開幕した。

そこで、欧州でプレーする日本人選手に浮上した移籍の噂をまとめてみた。

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香川 真司(ドルトムント)

噂された移籍先:
シュトゥットガルト、フランクフルト(ドイツ)、セビージャ(スペイン)、ベジクタシュ(トルコ)

ドルトムント2連覇時のメンバーである香川も退団の時が近づいている。

ロシアワールドカップで「10番」として日本代表を牽引も、今季は首位を快走するチームで開幕から出番なし。ベンチにさえ入れない状況で、クラブは“英雄”の移籍を容認したとも伝えられる。

最近はシュトゥットガルト、フランクフルトも候補となっているが、本人はスペイン挑戦を強く希望している。

柴崎 岳(ヘタフェ)

噂された移籍先:
ビジャレアル(スペイン)

クラブワールドカップの鮮烈な活躍でスペイン2部・テネリフェへ移籍し、半年でヘタフェへ移った柴崎。

昨季はバルセロナ戦でスーパーゴールを記録するなど一定の結果を残し、ワールドカップでも中心メンバーに。大会後には真野恵里菜さんと結婚し一層の飛躍が期待されたが、今季、ヘタフェで完全に出番を失っている。

そんな折、移籍候補に浮上したのが低迷するビジャレアル。チリ代表MFマヌエル・イトゥラの代替として検討しているとも。

冨安 健洋(シント=トロイデン)

噂された移籍先:
ブレーメン(ドイツ)、ラツィオ、ウディネーゼ(イタリア)、ベジクタシュ(トルコ)

福岡で井原正巳監督の薫陶を受けた20歳は、人気銘柄となりつつある。

昨年1月にシント=トロイデンへ移籍した大型DFは、今季よりポジションを獲得し開幕から出続けている。日本代表でもデビューを果たすと、ワールドカップで活躍した昌子源を抑えてアジアカップのメンバーに選出された。

そんな彼に対しては評価がうなぎ上りしており、ブレーメンが8億円でオファーしたとも。最近はイタリア方面の話が浮上した他、トルコのベジクタシュが、ポルトガル代表DFペペの後釜としてピックアップしたとも伝えられている。

堂安 律(フローニンゲン)

噂された移籍先:
マンチェスター・シティ、ニューカッスル(イングランド)、アヤックス、フェイエノールト、PSV(オランダ)、CSKAモスクワ(ロシア)

ガンバ大阪の“最高傑作候補”は、今や世界から注目される存在だ。

フローニンゲンの先輩ロッベン、スアレスに続く逸材と考えられる彼には、欧州各クラブから多数の声が届いており、マンチェスター・シティのグアルディオラ監督がお気に入りとの報道も。

一方、スアレスが辿ったアヤックス入りも有力視されている。どちらにせよ、フローニンゲンを離れるのは時間の問題だ。

中島 翔哉(ポルティモネンセ)

移籍先の有力候補:
ウォルバーハンプトン(イングランド)

噂された移籍先:
レスター(イングランド)、セビージャ(スペイン)、ポルト、ベンフィカ、スポルティング(ポルトガル)、ドルトムント、シュトゥットガルト、ヴォルフスブルク、フランクフルト(ドイツ)

ポルティモネンセへ移籍し大ブレイクを果たした彼には移籍の噂が絶えない。

昨季はポルトガル3強やドイツ方面への移籍が伝えられたが、現在はプレミアのウォルバーハンプトン入りが有力視され、具体的な数字も出てきている。

ただクラブは契約解除条項を4000万ユーロ(およそ51.4億円)とかなり高額に設定しており、これが移籍の大きな障壁となりそうだ。

森岡 亮太(アンデルレヒト)

噂された移籍先:
シント=トロインデン、アントワープ(ベルギー)

ポーランドの下部チームで活躍した後、昨季、ベルギーのワースラント・ベフェレンで得点を量産した森岡。

わずか半年の活躍で名門アンデルレヒトへ移籍し10番を与えられた彼にはワールドカップ出場の期待も高まった。しかし選出を逃すと、今季は開幕から出番が激減することに。

アントワープ、日本企業のDMMが保有するシント=トロイデン行きなどが噂される。ただ本人はあくまで残留を望んでいるとのこと。

岡崎 慎司(レスター)

噂された移籍先:
フラム(イングランド)、ガラタサライ(トルコ)

ヴァーディとのコンビで、レスター奇跡のプレミア制覇を経験した岡崎。

しかし、今季はコンスタントに出場こそしているもののまだ得点がない。32歳となり、来年夏に契約満了を迎える彼には退団の可能性も指摘されている。

恩師クラウディオ・ラニエリ監督が就任したフラム、盟友・長友佑都が所属するガラタサライなどが獲得に興味を持っていることが伝えられる。

南野 拓実(レッドブル・ザルツブルク)

噂された移籍先:
RBライプツィヒ、ドルトムント(ドイツ)

森保一監督の就任で日本代表に復帰し、新体制で3試合連続ゴールを記録した南野。本人曰く、その良い流れをクラブにも持ち込めており、今季はチームが好調のELでも重要なゴールをマークした。

そんな成長著しい23歳は今年2月にザルツブルクと2021年までの契約を結んだものの、「良いオファー」があれば移籍することを認めており、同じレッドブルグループであるRBライプツィヒやドルトムントが興味を示しているとも。

ザルツブルクは強豪だが国内リーグのレベルが高いとは言えない。そろそろ新しい挑戦に舵を切る時であろう。

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