一度は観たい!アフリカに行くなら見逃せない「BIG5」と呼ばれる動物とは?

アフリカ旅行を計画したら、どこかで目にしたり、聞いたりしたことのあるBIG5。実はある5種類の動物のことをBIG5と呼ぶのです。さて、どの動物が入るか予想できましたか?意外と思われる動物から、やっぱり!と思う動物まで、BIG5の動物達を紹介します。

BIG5とは?

アフリカと聞くと、サファリを駆け抜ける野生動物達というイメージを持つ方が多いのではないでしょうか。アフリカには肉食動物から草食動物まで、本当にたくさんの種類の野生動物が生活しています。

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アフリカ旅行を計画中によく聞くBIG5という言葉。これはサファリで特に人気の高い5種類の動物のことを指します。また、大型であること。そして、人間に危害を加える可能性があり、狩猟するのに最も危険な動物であることから、BIG5と呼ばれるようになりました。

また、アフリカには数多くの国立公園があり、場所によって見ることのできる動物も異なってきます。

BIG5の動物達は・・・

では、そのBIG5とは・・・・

ライオン

やっぱりと思っていた方も多いのではないでしょうか。百獣の王ライオン。

数頭の成人したメスと子どもで群れを作り、連携プレーで狩猟を行います。

ライオンは基本的に夜や朝夕、涼しいときに活動しているようです。南アフリカのクルーガー国立公園で昼間にライオンを見た時はほぼ確実に木陰で寝ていました。明け方からおこなわれているサンライズドライブというツアーに参加した際に歩いているライオンを見ましたが、日が昇ってすぐのまだ涼しい時間帯でした。

ゾウ

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大きいといえば忘れてはいけない動物、ゾウですね。クルーガー国立公園には比較的多く見られました。

ゾウも群れを作って行動する動物です。国立公園内を車で走っていると、20頭ものゾウの群れが一列になって水場をめざして歩いて行く姿も見かけました。比較的おとなしいゾウですが、メスを探して一頭で行動している雄のゾウには要注意。発情期ということもあるのか、怒りっぽいので近づくと危険です。

サイ

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サイも穏やかな性格。単独か家族単位で生活しています。

主にシロサイと絶滅が懸念されているクロサイの2種類に分けられるのですが、体の色に大差がないため、見分けにくいです。見分けるポイントは、地面の草を食べていたらシロサイ、木の葉を食べていたらクロサイです。

草が生い茂る中に隠れることもなく草を食べる姿を見かけました。臆病な一面もあるのか、少し近づくとそそくさと逃げてしまいましたが、とても愛嬌がありました。

ヒョウ

あ、ヒョウも入るのか!と、少し意外だった方もいるのではないでしょうか。ヒョウは個人で生活し、木にも登ります。ヒョウは身軽な分、体がそれほど大きくないスプリンボックやインパラなどの草食動物を獲物としています。国立公園でも見つかりにくく、筆者は4日間必死に探しましたが見つかりませんでした。ぜひ目を凝らして木の上や国立公園の隅々まで探してみて下さいね。

バッファロー

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BIG5に入る動物で一番意外な動物ではないでしょうか。バッファローは牛に近いイメージがあったのですが、とても攻撃性のある動物で狩猟者も最も恐れる動物です。国立公園内をドライブ中にバッファローの群れが水辺を目指して群れで歩いていたので止まって待っていたのですが、数頭のバッファローがこちらを振り向いて、じーっと見てきたので、少しヒヤっとしました。遠くから眺めていてもなかなか迫力のある動物でした。

予想していたBIG5は的中しましたか。

動物園のフェンス越しでなく、実際に間近で野生の動物達を見ることで生態について詳しく知れたり、新しい発見をしたり、国立公園でサファリドライブを経験したからこそ分かったことがたくさんありました。

知れば知るほどはまっていく、動物達の持つ魅力。BIG5をきっかけにたくさんの野生動物達に会いにアフリカへ出かけてみて下さいね。

参考

[South Africa]

[Photos by shutterstock.com]

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