カンテ2世にロビー・キーン2世? 今年ブレイクする可能性ある『10選手』

メイソン・グリーンウッド photo/Getty Images
ホッセム・オーアル  photo/Getty Images
トロイ・パロット photo/Getty Images
ハメド・ジュニオール・トラオレ photo/Getty Images
エリング・ブラウト・ハランド(右) photo/Getty Images
ドルー・ヤーウッド(左) photo/Getty Images
アーヴィン・アッピアー photo/Getty Images
ポール・グラツル(左) photo/Getty Images

2018年はロシアワールドカップにてフランス代表FWキリアム・ムバッペが世界的ブレイクを果たしたが、2019年にも同じように大ブレイクを果たすヤングスターが出てくるだろう。英『Daily Mail』は今年注目すべき若手を10名リストアップしているが、2019年の初めに名前を記憶しておくのもいいはずだ。

1.メイソン・グリーンウッド(マンチェスター・ユナイテッド/FW/17歳)

チャンピオンズリーグのバレンシア戦でベンチ入りも果たしていたグリーンウッドは、マンUのアカデミーで今最も注目されている若手アタッカーだ。今季もアカデミーでは17試合に出場して20得点を挙げており、トップチームで出番を得るのも時間の問題だろう。

2.ホッセム・オーアル(リヨン/MF/20歳)

オーアルは以前から注目されていた選手で、アンドレス・イニエスタ2世などとも言われる逸材だ。すでにリヨンでは主力の1人となっており、チェルシーやマンチェスター・シティ、バルセロナといった強豪が目をつけている。グリーンウッドがこれから本格的にデビューを果たそうとしている選手なら、オーアルは世界屈指のヤングスターとして大ブレイクが期待されている選手と言える。

3.トロイ・パロット(トッテナム/FW/16歳)

これまでも数多くの優れた若手を輩出してきたトッテナムのアカデミーで、クラブOBのロビー・キーンと比較されているのがパロットだ。U-18のリーグでは9得点を記録しており、スキル、スピード、ボールを収める能力などが評価されている。やや若すぎるが、トップチームで出番を得る日が今年中にもくるかもしれない。

4.ハメド・ジュニオール・トラオレ(エンポリ/MF/20歳)

ジュニオール・トラオレはすでにエンポリで定位置を確保している攻撃的MFで、身体能力の高さが評価のポイントとなっている。強さ、スピード、空中戦の能力を高いレベルで備えている。ユヴェントスも注目しているようで、エンポリからのステップアップが実現するかもしれない。

5.エリング・ブラウト・ハランド(モルデ/FW/18歳)

ハランドは2000年生まれのノルウェー人選手だ。ノルウェーといえば10代でレアル・マドリードに加わった神童MFマルティン・ウーデゴーが話題の中心だが、ハランドも時代を担う期待のアタッカーと言ったところか。国内の強豪クラブであるモルデに所属しており、現在リーグ戦では得点ランク3位となる11得点を記録している。すでにイタリア、イングランド、ドイツのクラブが注視しているようだ。

6.ドルー・ヤーウッド(サウスエンド・ユナイテッド/MF/18歳)

サウスエンド・ユナイテッドはイングランドの実質3部となるフットボールリーグ1に所属しているクラブで、ヤーウッドという名前を初めて聞く人も多いはず。同メディアはヤーウッドをチェルシーのエンゴロ・カンテのような選手と評しており、プレミアリーグのクリスタル・パレスなどが目をつけているという。潰し屋として機能するならプレミアの下位や中堅クラブから声がかかるかもしれない。

7.アーヴィン・アッピアー(ノッティンガム・フォレスト/FW/17歳)

2018年の10月にデビューしたばかりの選手だが、イングランドの世代別代表にも選ばれている期待のウインガーだ。すでにプレミアやブンデスリーガのクラブが注視しているようで、同メディアはすぐにオファーは届くはずと見ている。

8.ポール・グラツル(リヴァプール/FW/17歳)

リヴァプールのアカデミーにも数多くの優れた若手が揃っており、その中の1人がグラツルだ。U-18のカテゴリーでは17試合で12得点を記録しており、同メディアはスティーブン・ジェラードの従兄弟としても有名なボビー・ダンカンとのコンビを絶賛している。リヴァプールのトップチームに割って入るのは簡単ではないが、その才能に同メディアは注目している。

9.アンテ・パラヴェルサ(ハイドゥク・スプリト/MF/18歳)

ルカ・モドリッチ、イヴァン・ラキティッチを筆頭にクロアチアサッカー界は中盤の優れたテクニシャンを輩出してきたが、その最新版と紹介されたのがパラヴェルサだ。世代別代表では主将も任されており、同メディアは「若いトニ・クロース」と名付けている。

10.ルーク・マセソン(ロッチデール/MF/16歳)

ロッチデールのアカデミー出身選手であるマセソンは、右のサイドバックを務める選手だ。2018年の9月には国内カップ戦のフットボールリーグトロフィーのバリー戦でデビューを果たしており、クラブ史上最年少となる15歳と336日だった。すでにリヴァプール、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッドなどが注目しているようで、2019年もロッチデールで大いに成長が期待される。

イングランドの選手が多くリストアップされているものの、いずれも注目のプレイヤーだ。まだ今年本格的にブレイクするには早すぎる選手もいるが、注目しておくのも悪くない。同メディアは他にもユヴェントスの18歳FWモイーズ・キーン、レアル・マドリードの20歳FWヴィニシウス・ジュニオールといった有名な若手もリストアップしており、今年は誰がブレイクしてくるのか楽しみだ

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