きょう2日(水)は、太平洋側は広く晴天、日本海側は雪や雨と、冬らしい天気分布が続く見込み。日中の気温はきのう1日(火)と同じくらいだが、北風がやや強めに吹いて、冷たく感じられそうだ。初詣や新年の挨拶に向かう際は、寒さ対策をしっかりして出かけたい。

　きょう午前6時現在、北海道の日本海側から山陰地方を中心に雪雲や雨雲がかかっている。このあとも、日本海側は断続的に雪や雨が降る見込み。北陸や近畿北部、山陰では雷を伴い、降り方が強まる所もありそうだ。
　太平洋側は広く晴れる予想だが、東北や東海では雪雲の流れ込む所があるため、空模様の変化に注意したい。

　日中の気温はきのうと同じくらいだが、全国的に北風がやや強めに吹いて、実際の気温より寒く感じられそうだ。初詣や新年の挨拶などで外出する際は、厚手の服装に加えてマフラーや手袋を使うなど、寒さ対策をしっかりとする必要がある。

土日は太平洋側も傘の出番 雪の可能性も

　今後、冬らしい天気分布が続くのは、4日(金)までとなる見通し。5日(土)から6日(日)にかけては日本の南海上を進む低気圧の影響で、太平洋側でも雨の降る所が多くなりそうだ。
　なお、低気圧の進むコースや気温によっては、太平洋側でも雪が降る可能性がある。最新の天気予報を確認し、時間に余裕をもった行動を心がけたい。
（気象予報士・石上沙織）