南野ら擁して欧州ELで”全勝” マンU新指揮官候補に挙がる意外な人物とは

ザルツブルクを指揮するローズ photo/Getty Images

ジョゼ・モウリーニョを解任したマンチェスター・ユナイテッドはクラブOBのオーレ・グンナー・スールシャールの下で調子を上げているが、来季から誰がチームを指揮するのかは分かっていない。結果を出しているスールシャールを続投させる案もあるが、トッテナムを指揮するマウリシオ・ポチェッティーノやレアル・マドリードであらゆるタイトルを獲得したジネディーヌ・ジダン、元フランス代表監督ローラン・ブランらの名前も挙がっている。

そんな中、英『The Sun』がスールシャールの後任候補として少し意外な人物の名前が挙がっていることを取り上げている。オーストリアのザルツブルクを指揮するマルコ・ローズだ。ザルツブルクといえば日本代表FW南野拓実が所属しているクラブで、オーストリア国内では敵無しの強豪チームだ。今季も2位に10ポイント以上の差をつけて首位を快走しており、その強さは圧倒的だ。

さらに興味深いことに、ザルツブルクはヨーロッパリーグにおいても優勝候補の一角に挙げられるまでの存在となりつつある。昨季はドルトムントやラツィオといった欧州四大リーグの強豪を撃破して準決勝まで進むサプライズを演じたが、今季もグループステージではセルティックやライプツィヒを一蹴して6戦全勝。全勝で決勝トーナメント行きを決めたのは長谷部誠が所属するフランクフルトとザルツブルクの2チームのみで、両クラブには決勝トーナメントでも期待が持てる。

これだけの結果を残しているとなれば、ローズが候補に挙がってもおかしくはない。メインターゲットはポチェッティーノ、ジダンといったところになるだろうが、そうした大物招聘に失敗した場合はローズを招聘する案も面白いかもしれない。

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