日本付近は冬型の気圧配置が続いており、きょう2日(水)も日本海側の地域は雪や雨が降りやすくなっている。一方、太平洋側は東日本を中心に、午後も広く晴れる予想だ。この先、4日(金)にかけても似たような天気が続くが、週末は太平洋側でも天気が崩れる見込み。東日本の内陸は雪の降る所もあるため、長距離移動のさいは注意を要する。
5(土)~6日(日) 太平洋側でも降水
5日(土)は冬型の気圧配置は緩むが、日本海側は北日本を中心に雪や雨が降りやすい予想。また、西から低気圧が接近する影響で、天気は西日本から下り坂に向かいそうだ。5日(土)に西日本で降り出した雨は、6日(日)は東日本にも広がる予想で、内陸では雪の降る所がある見込み。東京など関東の天気は大きく崩れることはなく、お湿り程度の可能性もあるが、6日(日)は気温が上がりにくく昼間でも吐く息が白くなりそうだ。東京の予想最高気温は、7℃となっている。
週明け 冬の天気分布に戻る
来週前半は、冬型の気圧配置が続く見通し。日本海側は雪や雨の日が多く、太平洋側は晴れて空気の乾燥した状態が続く見込み。混み合う電車やバスの人いきれと、冷えた外気温の差が大きくなりやすく、正月休み明けの身体には負担が大きくなりそうだ。体調管理には、十分注意を心掛けたい。(気象予報士・寺本卓也)