イングランド・プレミアリーグのウェストハムは31日、元フランス代表MFサミル・ナスリが加入することを発表した。31歳となったフランスの問題児は再び輝きを取り戻せるのだろうか。
恩師ペジェグリーニの元で、再び輝きを取り戻せるか。
マンチェスターシティ時代のナスリ
フランスの問題児がまたプレミアの舞台に戻ってきた。
サミルナスリ。31歳となった技巧派MFは2016年12月、ドーピング違反により出場停止処分を受けていたが、2018年12月31日でその処分も終了し、ついに公式戦でのプレーが可能となった。
加入したのは恩師ペジェグリーニ監督率いるウェストハム。ナスリはここで出場停止期間中トレーニングを継続的に行っていた。
ナスリといえば、ボールキープに定評があり、得点もアシストもできるクリエイティブな選手だ。10/11シーズンにはアーセナルで公式戦15得点をマーク。その後加入したマンチェスターシティでも高い技術と豊富なアイデアで存在感を示し、2回のリーグ優勝に大きな貢献を果たした。
現在プレミアリーグで11位につけるウェストハムは、攻撃陣に多くのタレントを抱えている。ナスリがうまくチームに溶け込むことができれば、相手にとっては今よりも数段厄介なチームになるはずだ。
