【平成の長崎】新型インフル警戒の中、新学期スタート

平成21(2009)年

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 県内ほとんどの公立小中学校で1日、2学期の始業式があり、日焼けした児童生徒が元気に2学期をスタートさせた。ただ、新型インフルエンザの本格的流行が始まる中、感染予防として体育館での全校集会を校内放送に切り替える学校もあった。
 6年生の修学旅行を来週に控える長崎市立橘小(かき道5丁目、増田修次校長)は、感染拡大を懸念し、テレビ放送で始業式。6年生はマスクを着用し、予防を徹底。担任も、手洗いうがいや、登校前の検温を呼び掛けた。
 始業式では、児童を代表して2年生と6年生の計5人が、「漢字をたくさん覚えたい」や「算数を頑張りたい」など、2学期の目標も発表。増田校長は「あいさつや、誰にでも優しくできるように頑張ろう」とあいさつした。
 長崎市教委によると、同市内の公立小中学校114校のうち、13校が校内放送で始業式を実施した。夏休み期間中の7月21日から8月31日の間に、新型インフルエンザに感染したり、感染の疑いがあるとして県教委体育保健課に報告があった児童生徒数は少なくとも338人(私立の学校は除く)に上った。
(平成21年9月2日付長崎新聞より)
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【平成の長崎】は長崎県内の平成30年間を写真で振り返る特別企画です。

新型インフルエンザの感染予防のためマスクを着け、担任教諭に体調を報告する児童=長崎市立橘小