移籍市場を賑わすあの注目株も?年男(亥年​生まれ)で組む世界のベストイレブン

さぁ、2019年が始まった。

今年の干支はご存知の通り「亥年(いどし)」だが、サッカー界を賑わす可能性を秘める年男たちをベストイレブン形式で見てみよう。

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GK

トーマス・ストラコシャ

1995年3月19日生まれ
ラツィオ所属
アルバニア代表

現役時代は同国を代表する名GKとして活躍し、現在はラツィオのユースチームでGKコーチを務める父を持つサラブレッド。ラツィオに入団してしばらくは出場機会を得られなかったが、16-17シーズンにレギュラーポジションを掴むと、瞬く間にスターダムへ。今やセリエAを代表する守護神に成長し、シーズン終了後には更なるビッグクラブへの移籍が噂されている。

その他:マイク・メニャン、ベン・フォスター etc.

CB

ミラン・シュクリニアル

1995年2月11日生まれ
インテル所属
スロバキア代表

柔と剛を兼ね備えた、世界最高クラスのセンターバックの一人。対人戦を得意とするばかりではなく、カバーリングやシュートブロックも的確で、既にその年齢からは考えられない程の完成度を誇っている。この数年でその市場価値を飛躍的に上昇させたが、ここからどこまで高騰していくかにも注目が集まる。

プレスネル・キンペンベ

1995年8月13日生まれ
PSG所属
フランス代表

圧倒的な身体能力を秘めるだけではなく、抜群のフィード能力を持つ、左利きのセンターバック。ユース年代から大きな期待を集めていたが、トップチームに昇格後も順調にレベルアップし、今ではPSGに欠かせぬ選手へと出世した。クラブではチアゴ・シウヴァやマルキーニョス、フランス代表ではラファエル・ヴァランやサミュエル・ウンティティら実力者との熾烈なポジション争いを経験している。

その他:クレマン・ラングレ、ホセ・ヒメネス、ニクラス・ジューレ、アレッシオ・ロマニョーリ etc.

RB

ヨシュア・キミッヒ

1995年2月8日生まれ
バイエルン所属
ドイツ代表

W杯で辛酸をなめたドイツ代表が復活するためにもこの男の才能は欠かせないだろう。類稀なサッカーIQで指揮官のオーダーに120%で返す姿は知性は「スーパーコンピューター」の様。今季のバイエルンでは右サイドバックでの起用が多く、アシストも既に7つ記録しているが、代表チームではセントラルミッドフィルダーとして安定感のあるプレーを見せている。

その他:エクトル・ベジェリン、アルバロ・オドリオソラ、ダニ・アウヴェス etc.

LB

ルーク・ショウ

1995年7月12日生まれ
マンチェスター・ユナイテッド所属
イングランド代表

2014年に10代としてはサッカー史上最高額の移籍金(当時)でマンチェスター・ユナイテッドに加入したが、その後は度重なる怪我やコンディション不良によりトーンダウン。一時は「期待外れ」とのレッテルも貼られたが、今季は復活の兆しを見せる働きを披露。持ち前の攻撃センスを存分に生かして左サイドで輝きを放ち、イングランド代表にも返り咲いた。

その他:ホセ・ガジャ、アレハンドロ・グリマルド、フェルラン・メンディ etc.

DM

ダニエレ・デ・ロッシ

1983年7月24日生まれ
ローマ所属
元イタリア代表

フランチェスコ・トッティが去りしローマの顔として君臨し続けたバンディエラ。若き頃は攻守に躍動する「Box to Box」型のプレースタイルであったが、晩年は守備能力を高めてアンカーやセンターバックとして活躍した。自身が「人生で最も深刻」と語るほどの怪我を負い、今季での引退が現実視されているが、彼の決断はいかに…。

その他:ユリアン・ヴァイグル、マルコス・ジョレンテ、アンドレ・アンギサ etc.

CM

ナビ・ケイタ

1995年2月10日生まれ
リヴァプール所属
ギニア代表

無尽蔵のスタミナをベースにピッチを所狭しと駆け回る、世界最高峰のセントラルミッドフィルダーの一人。ライプツィヒ時代の存在感を考えると、リヴァプールではまだ本領発揮とはいっていない印象だが、流動的な4-2-3-1の左サイドも務めるなど、チームに欠かせぬパーツへとなり始めている。

セルゲイ・ミリンコヴィッチ=サヴィッチ

1995年2月27日生まれ
ラツィオ所属
セルビア代表

恵まれた体躯に目が活きがちだが、繊細な技術と得点力を持ち、攻撃面における総合能力の高さは世界屈指。活躍が期待されたロシアW杯ではその実力に見合うパフォーマンスを見せられなかったが、所属クラブのラツィオでは「メインアクター」としてチームを牽引している。クラブとは長期契約を結んでいるが、今季終了後には移籍市場を賑わせる可能性も高いだろう。

その他:アドリアン・ラビオ、レオン・ゴレツカ、ナイタン・ナンデス etc.

RW

イルビン・ロサーノ

1995年7月30日生まれ
PSV所属
メキシコ代表

相手守備陣に恐怖を与えるアタッキングセンスで、世界の舞台ではドイツ代表を沈めたウイングストライカー。左右を問わず、積極果敢にゴールを狙い、今季のエールディビジでは既に17試合で11ゴール7アシストと格の違いを見せつけている。今夏にはバルセロナへの移籍が実しやかに囁かれたが、そのステップアップ先は注目が集まるばかりだ。

その他:ニコラ・ペペ、アンヘル・コレア、ベルトラン・トラオレ、サム・カスティジェホ etc.

LW

フランク・リベリ

1983年4月7日生まれ
バイエルン所属
元フランス代表

全盛期の高速ドリブルやダイナミズムはさすがに陰りが見られるが、ゴール前で猛威を振るう決定力とボールキープ力は未だに錆びついていない。自身はバイエルンへの愛を公言しているが、クラブは今季での契約満了を予定していると言われており、来季の所属先は未だ不明だ。古巣ガラタサライへの復帰も予想されているが、彼の描く未来はどこにあるのだろうか。

その他:トマ・レマール、アントニ・マルシャル、セルジュ・ニャブリ、ケイタ・バルデ etc.

CF

アンドレ・シウヴァ

1995年11月6日生まれ
セビージャ所属
ポルトガル代表

ミランでの失敗を糧にリベンジを仕掛ける点取り屋。ペナルティエリア内でのポジショニングや味方のパスを合わせるセンスは天性のものを感じさせる。今季はフランス代表FWベン・イェデルと組んだ2トップが当たり、ラ・リーガの得点王争いでも上位に顔を出すなど、再びその評価を高めた。

その他:ジョバンニ・シメオネ、クシシュトフ・ピョンテク、サンティ・ミナ、ムニル・エル・ハダディ etc.

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