三が日の締めくくりは穏やかな冬晴れ 太平洋側は乾燥続く

各地の天気予報と予想最高気温(±前日差)。

 きょう3日(木)も、太平洋側は広く晴天、日本海側は雪や雨と、冬らしい天気分布が続く。ただ、冬型の気圧配置は緩んできており、日本海側の雪と雨の範囲は夜にかけて段々と狭くなっていく予想だ。
 気温はきのうと同じくらいで、各地でこの時季らしい寒さとなる。太平洋側では乾燥も続くため、防寒・風邪対策をして過ごしたい。

お出かけ日和 風邪予防は万全に

(上)3日昼過ぎに予想される天気分布(下)3日6時17分現在の乾燥注意報の発表地域。

 きょうも太平洋側を中心に晴れて青空が広がる見込み。初詣などお出かけにもピッタリの天気となりそうだ。
 日本海側はスッキリとしない天気が続くものの、降雪は次第に弱まり、雪や雨の範囲は夜にかけて狭まっていく見込み。

 太平洋側を中心に広く乾燥注意報が発表されていることもあり、人の多い所へお出かけの方は、うがい・手洗いなど風邪予防も忘れずに、元気にあす以降の仕事始めを迎えたい。

この時季らしい寒さは続く

3日(木)予想最高気温の分布。

 日中の気温はきのうとあまり変わらず、北海道では日中も氷点下の真冬日となる所が多くなりそうだ。東北は5℃以下、東日本から西日本にかけては日中10℃くらいの見込み。各地ともこの時季らしい気温となる。

土日は太平洋側も天気下り坂

週間天気予報と予想最高・最低気温。

 あす4日(金)は冬型の気圧配置が緩み、西日本に高気圧が移動してくる影響で、日本海側でも天気は回復傾向となる。西日本の日本海側と北陸でも日差しの戻る所がありそうだ。
 ただ、5日(土)と6日(日)は日本の南を低気圧が通過する影響で、太平洋側で天気が下り坂となる。
 土曜日は九州で雨、日曜日は西日本・東日本の広い範囲で雨となる見込み。低気圧の進むコースや気温によっては、太平洋側でも雨に雪が混じる可能性がありそうだ。(気象予報士・野口琢矢 )

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