東海大が首位に!小松が22年ぶりの区間新記録達成!【復路8区・第95回箱根駅伝】

陸上 試合サマリー

復路・第95回東京箱根間往復大学駅伝競走は2019年1月3日(木)に行われている。

8区

4秒差でのタスキリレーとなった東洋大と東海大。東洋大の8区は1年生の鈴木、東海大は3年生の小松だ。10000mの持ちタイムが8区最速の小松はタスキを受けてすぐさま東洋大に追いつく。ピタリと鈴木の後ろにつき、そのまま長い並走が続く。6.7kmの茅ヶ崎、10km時点とまったく同じ状態が続き、力のある小松が常に鈴木の様子を見守るような展開となっている。

14.6kmついにレースが動く。ためにためた東海大の小松が遊行寺坂の手前で一気にペースを上げた。これまで引っ張ってきた東洋大の一年生鈴木はついていけない。その差が5m、10mとどんどん開いていく。最後まで健脚衰えず、史上初の1時間3分台となる1:03:50区間新記録達成。最古の区間記録を22年ぶりに更新。

青学大は1年生の飯田が8区。タスキを受けたから快調なペースで飛ばし前を追う。昨年の下田とほぼ同ペースで突き進む素晴らしい走りで、トップとの差をつめていく。6.7km茅ヶ崎時点では3分29秒差と、20秒近く差を詰めた。序盤のハイペースで疲れたのか中盤以降は逆に東海大の小松に離されてしまい、逆に4分29秒差をつけられ3位でタスキリレー。

シード権争いは展開が見られた。7区では明治大が猛烈な追い上げを見せたが、8区では9位拓殖大、10位中央学院大、11位明治大の並びでレースが30秒間隔で続いている。12位グループに早稲田大と中央大と日本大、日体大が2分差で11位明治大を追いかけている。

中央学院大が力を見せ単独9位に浮上、拓殖大は10位へと順位を下げる。明治大は一時追い上げを見せたが、シード権から1分以上離される11位でのタスキリレーとなった。

復路・第95回東京箱根間往復大学駅伝競走の速報は詳細をご覧ください。

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