2019年を迎え、数日に分けて開催されるプレミアリーグ第21節。現地時間2日には、好調マンチェスター・ユナイテッドが武藤嘉紀が所属するニューカッスル・ユナイテッドとのアウェイ戦に臨んだ。
オーレ・グンナー・スールシャール暫定監督の下、リーグ直近3試合で計12ゴールを叩き出しているユナイテッド。サー・アレックス・ファーガソン時代を彷彿とさせる攻撃力に今試合も期待が集まった。ただ、前半は膠着したゲーム展開になる。2試合で4ゴールを決めているポール・ポグバやマーカス・ラッシュフォードを中心に攻め立てるも、決定機を作ることができずスコアレスで試合を折り返す。
後半に入っても拮抗した状況を抜け出せないユナイテッドは、63分にロメル・ルカクとアレクシス・サンチェスを同時投入。すると、このスールシャール暫定監督の采配が見事に的中する。64分にラッシュフォードが獲得したFKを直接狙うと、こぼれ球をルカクが押し込み、ユナイテッドが待望の先制点を奪取する。1得点挙げれば一気に勢いに乗るのが今のユナイテッド。ゴール前に次々と選手が入っていく波状攻撃を仕掛けると、80分にサンチェスのラストパスからラッシュフォードが追加点を決める。クリーンシートのおまけ付きでユナイテッドが2-0で勝利し、圧巻のリーグ4連勝を達成した。
