日本代表のエースも?年男(亥年​生まれ)で組む日本人ベストイレブン

昨日、2019年のスタートを記念して「年男たちで組むベストイレブン」をお送りしたが、今回は日本人選手に限定して選出。今年の活躍が期待される11人の年男はこの顔ぶれだ。

GK

中村航輔

1995年2月27日生まれ
柏レイソル所属

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威圧感すら漂うオーラ、抜群の反射神経、柔軟なフィジカルとGKに必要な能力を高次元で備える、日本を代表する守護神。ロシアW杯の本大会メンバーにも選ばれ、大会終了後には「正GK昇格」も期待されたが、脳震盪の影響で長期離脱を強いられるはめに…。シーズン後半戦にようやく復帰を果たしたが、いつものパフォーマンスを発揮できず、所属チームもJ2降格の憂き目にあった。2019年はまさしく復活の年にする必要があるだけに、その去就を含めて動向には注目が集まる。

その他:川島永嗣、榎本哲也 etc.

CB

三浦弦太

1995年3月1日生まれ
ガンバ大阪所属

JリーグのCB陣の中では屈指のフィードセンスを誇り、対人戦も苦にしない、ガンバの若きDFリーダー。2018シーズンはチームの不調と共にミスが目立つ試合も多かったが、徐々に本調子を取り戻し、クラブ史上最長タイとなる9連勝を後方から支えた。新たなレギュラー候補として期待されている森保ジャパンでは、印象の悪いミスも犯したが、アジアカップのメンバーにも名を連ねるなど指揮官がかける期待度は変わらない。

坂圭祐

1995年5月7日生まれ
湘南ベルマーレ所属

大卒一年目ながら3バックの中央でレギュラーポジションを守り抜き、Jリーグカップ初制覇にも大きく貢献。174cmと上背は決してないが、驚異的なジャンプ力とハードなマーキングで、数多のエースたちを封殺してみせた。大学時代にはキャプテンマークを巻くなどリーダーシップも持ち合わせているだけに、湘南でもチームを牽引する役目を担っていくべき存在となるだろう。

その他:徳永悠平、栗原勇蔵、近藤直也、畠中槙之輔 etc.

RB

小池龍太

1995年8月29日生まれ
柏レイソル所属

一昨シーズンの活躍から考えると、昨シーズンの彼は本来の姿ではなかったかもしれない。シーズンを通して振るわなかったチームの調子に引きずられるようにトーンダウンした感は否めない。ただ、その実力自体には疑いがなく、攻守両面における献身性と存在感は右サイドバックの中ではJ最高クラスである。獲得を画策する国内だけではなくドイツからも強い関心を抱かれていると噂されるだけに、このオフには新たな転機となるかか。

その他:大谷尚輝、石櫃洋祐 etc.

LB

安西幸輝

1995年5月31日
鹿島アントラーズ所属生まれ

ヴェルディの下部組織時代からその圧倒的な攻撃センスは話題を呼んでいたが、鹿島アントラーズという実力者揃いの中でもその力をいかんなく発揮。スタメンとしてはだけではなく、途中出場からリズムを変えるジョーカー的な存在としても大岩剛監督の采配を度々助けた。2019年は本格的なレギュラー獲りに挑戦するシーズンとなるだろう。

その他:永戸勝也、内田裕斗 etc.

CM

今野泰幸

1983年1月25日生まれ
ガンバ大阪所属

監督交代もあり、後半戦に怒涛の9連勝を達成。見事にシーズン途中で息を吹き返した2018シーズンのガンバ大阪であったが、その復活劇は彼の存在がなくては起こり得なかっただろう。キャリアの晩年を迎える今もなお、一線級のボランチであることは言うまでもなく、今年はシーズンを通しての活躍が求められる。

深井一希

1995年3月11日生まれ
北海道コンサドーレ札幌所属

J屈指のボール奪取能力と的確な前への繋ぎで、「ミシャサッカー」を支えた門番。2018シーズン後半は主将の宮澤裕樹がボランチではなくCBで起用されることも多かったが、それでも中盤の守備力を維持し続けた。独特なサッカースタイルの中で飛躍的な成長が期待できるだけに、今後一、二年で化ける可能性も大いにある。

その他:小泉慶、松本昌也、川辺駿、広瀬陸斗 etc.

SM

金子翔太

1995年3月2日生まれ
清水エスパルス所属

左右両足から放たれるシュート精度はJ1トップクラスで、2018シーズンには自身初となる二桁得点をマーク。さらに、それだけではなく7つのアシストを記録するなど、様々な面でチームに多大な影響を与えた。質と量の両面でチームに貢献できる選手はいかなる監督から重宝されるだけに、念願の日本代表入りもそう遠くないはずだ。

翁長聖

1995年2月23日生まれ
V・ファーレン長崎所属

全員がエネルギッシュに戦う長崎のサッカーを不動の左ウイングバックとして支えたハードワーカー。そのチャンスメイ能力も長所の一つで、クロスボールやカットインで幾度となく決定機を演出した。チームは再びJ2に戻ることとなったが、その能力は各方面から高い評価を受けており、「個人残留」の選択肢も十分あり得るだろう。

その他:関根貴大、高木大輔、澤井直人、秋山陽介 etc.

FW

南野拓実

1995年1月16日生まれ
レッドブル・ザルツブルク所属

「亥年生まれ」の日本人選手の代表格を挙げるならば、彼で間違いないだろう。元々はテクニシャン気質の高いプレーヤーであったが、ザルツブルクのハードなサッカースタイルに揉まれ、「闘える選手」へと進化した。攻守両面における切り替えの早さやゴール前での落ち着きは、今や日本代表を見渡しても彼に勝る選手は易々と見つからない。アジアカップ奪還も彼のゴールによって導かれるか。

古橋亨梧

1995年2月27日生まれ
ヴィッセル神戸所属

J2時代は「快速を武器にしたウイングストライカー」の印象が強かったが、ヴィッセル神戸への移籍を機に大変身。パスを引き出す動きやライン間に顔を出すプレーの質が上がり、ルーカス・ポドルスキやアンドレス・イニエスタの魅力を引き出す役として、チームに欠かせぬ存在となった。シーズン終盤には最前線での起用も多かったが、今年はダビド・ビジャという大物がさらに加わるため、彼がどのように起用されるかは非常に興味深い。

その他:知念慶、オナイウ阿道、ジャーメイン良、中野誠也 etc.

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