
全国高校サッカー選手権第4日は3日、川崎市の等々力陸上競技場などで3回戦8試合を行った。県代表の大津は2大会ぶりの優勝を目指す青森山田に0-3で敗れ、10大会ぶりの準々決勝進出はならなかった。
大津は前半、青森山田のスピードのある攻撃に守勢に回り、19分にはFKからヘディングで押し込まれて先制され、4分後には守備陣の背後をつかれて追加点を許した。2点を追う後半の立ち上がりは、テンポ良くボールを前線に運んで好機をつくったものの堅守に阻まれて得点にはつながらず、27分に3点目を喫して突き放された。
このほか尚志(福島)が2連覇を狙った前橋育英(群馬)を2-1で下し、前回大会準優勝の流通経大柏(千葉)は星稜(石川)に1-0で競り勝った。初出場の瀬戸内(広島)は岡山学芸館を2-1で退けて、秋田商は同県勢32大会ぶりの8強入り。帝京長岡(新潟)、矢板中央(栃木)、日本航空(山梨)も準々決勝に進んだ。
4日は試合がなく、第5日の5日は2会場で準々決勝4試合を行う。