道路2区間の渋滞緩和 夕方の国道10号は悪化【大分県】

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 大分市の宗麟大橋が開通から1年を迎えるのを前に、県警は周辺道路で通勤時間帯の交通状況を調査した。開通前と比べておおむね渋滞が解消傾向にあることを確認。時間帯によって混雑が悪化した区間もあり、今後の対応を検討する。

 大橋を含む庄の原佐野線「元町・下郡工区」は昨年1月14日に開通した。県警は同12月13日の朝(午前7~9時)と夕(午後5~7時)に橋周辺の3区間で渋滞の長さなどを調査。2017年12月14日と比較した。

 県道大分臼杵線(錦町2丁目―明野南)は開通前、夕方に1キロ以上の渋滞は13回発生したが、開通後は一度もなかった。市中心部に向かう車線で朝、最長1・6キロに及んでいた渋滞は1・1キロになった。

 大橋の南に架かる広瀬橋は朝夕とも渋滞が緩和した。県警交通規制課は「車が分散した。一定の効果があったのではないか」と分析する。

 一方で国道10号(錦町2丁目―宮崎)は、市中心部に向かう車線で夕方の最大渋滞距離が0・5キロから1・6キロへと悪化した。

 同課は「宗麟大橋へのアクセス道路と交差し、青信号の時間が短くなったため」と説明する。

 同課の和田沙織交通管制官は「分析結果を基に信号の時間調整を図るなどして、円滑な交通環境の確保に努めたい」と話している。