ポドルスキ、イニエスタ、ビジャらの参戦で盛り上がるJリーグだが、まだまだフットボールの本場はヨーロッパ。
今回は、2019年に海外挑戦に踏み出してほしい日本人選手をQolyに寄稿している方々に挙げてもらった。
北川 航也(清水エスパルス)
2018年のJリーグにおいて急成長株となり、ついには日本代表デビューも果たした北川。その右肩上がりの成長をヨーロッパでさらに続けて欲しいという希望を込めて推薦したい。
1996年生まれの22歳。技術的にも伸びる余地のある彼なら、オランダやベルギーなど育成に定評のあるリーグへのチャレンジは成長にうってつけだろう。
エスパルスの23番といえば、かつて岡崎慎司もつけていた背番号だ。その岡崎の後継者として、貪欲にゴールを狙う姿を何度も見てみたい。(一条のりお)
菅原 由勢(名古屋グランパス)
2018年のJリーグで最大のサプライズを起こした選手と言っても過言ではないだろう。積極的な采配をする風間八宏監督の信頼を勝ち取り、成長を続けている選手だ。
DFとしての経験は少なく粗削りな部分はあるものの、アグレッシブさが武器。足下のテクニックもあるため、中盤でもプレーできる。アヤックスのマタイス・デ・リフトのような選手だ。
ベルギーやオランダに行って経験を積み戦術になれるのがベストだろう。海外でも出場機会を獲得できるチャンスは十分にある。(越堂一)
鈴木 優磨(鹿島アントラーズ)
海外挑戦してほしいと感じる選手はJリーグに数多くいるが、特に鈴木優磨を挙げたい。
2018年はJ1で唯一2桁ゴール2桁アシストを達成し、本格ブレイクを果たした。大一番で結果を残す勝負強さや強靭なメンタルなど、海外で成功するために必要なものを備えており、期待は高まるばかりだ。
現在の日本代表は大迫勇也の代役が不在とされる。彼が高いレベルでプレーしさらに成長することで、代表のレベルアップにもつながる。(ハルトキノシタ)
Jリーグで最も海外に近い若手が鹿島の鈴木優磨だ。
今年は自身初となるリーグ二桁得点を記録、また優勝したACLの大会MVPに選ばれるなど鹿島でやることはやり切ったシーズンだと言えるだろう。
日本代表にも招集されたが、怪我のためデビューは先送りに。先月も負傷したため、クラブW杯、またアジアカップにも出場しないことが決まっているが、このまま堂安ら同世代に差をつけられるわけにはいかない。
日本代表に足りないワールドクラスのストライカーに成長するべく、2019年は海外移籍を決断するべきである。技術はもとより、気が強い鈴木ならどこの地でも十分に渡り合っていけるはずだ。(山本一人)