錦戸亮、自分史上一番クールな“科捜研の男”熱演を報告も「気まずかったのはテレビ朝日に行った時」

1月7日スタートのフジテレビ系連続ドラマ「トレース~科捜研の男~」(月曜午後9:00)の制作発表会見に、主演の錦戸亮、共演の新木優子、船越英一郎が登壇した。

同作は、古賀慶氏の人気コミック「トレース~科捜研法医研究員の追想~」を連ドラ化。科学捜査研究所(通称・科捜研)の法医研究員・真野礼二(錦戸)が、鑑定結果から得られるヒントをもとに、難事件を解決していく姿を描く本格サスペンス。

錦戸は「僕が今までにやってきたドラマや映画の中で、僕史上一番クールで冷静に話す役。最初は恥ずかしかったけれど、今では慣れました」と照れつつ、「セリフにカタカナの専門用語が多くて、なんのことを言っているのか分からないこともあるので、台本を読みつつ調べることが増えました。知らないと覚えることができないので、調べて、ちょっとずつ豆知識が増えていきそうです」と役作りを報告した。

また、沢口靖子主演のテレビ朝日系連続ドラマ「科捜研の女」に酷似している“科捜研の男”というサブタイトルについては、「最初に聞いた時は冗談なのかと思いました。一番気まずかったのはテレビ朝日に行った時。周りから『科捜研をやるんだって?』と言われた時は、『スイマセン』と思った。この気持ちをフジテレビは知らないと思うけど…(笑)」とネタにして、笑いを誘った。

ベテラン刑事・虎丸良平を演じる船越も、同じく「初めて聞かされた時は一同、顎が外れるくらいに驚いた。周りからも『内藤剛志さん(の役)をやるの?』と何度も聞かれたくらい」と苦笑いしながらも、「沢口靖子さんの『科捜研の女』は素晴らしいドラマであり、長いこと歴史を刻んできたドラマ。それを汚さないようにと、襟を正すいいきっかけにもなりました」と長寿ドラマへ敬意を払いながら、前向きに捉えていた。

そして、錦戸との共演に、新人法医研究員・沢口ノンナ役の新木は「最初は無口だったので、役作りをされているのかなと思ったけれど、撮影が進むにつれて関西弁で気さくにしゃべられて、まるで大阪のお兄ちゃん」と印象を明かし、「撮影現場にはいい緊張感があるけれど、錦戸さんは緊張せずにいてくれる。私もお芝居しやすいし、ありがたいです」と感謝していた。

© 株式会社東京ニュース通信社