今年最初の週末は東日本や西日本を中心に気温差が大きくなりそうだ。5日（土）は関東から西の地域では3月並みの気温となるが、6日（日）には真冬並みの寒さになる所がある見通し。6日は晴れる所も少ないため、一層、寒く感じられそうだ。

土曜日は関東以西は3月並みの暖かさ

　5日（土）は北日本を中心に冬型の気圧配置となり、北陸以北の日本海側では雪や雨のところが多くなる。
　一方、南の海上では前線や低気圧が進んでくるため、沖縄や九州でも雨となりそうだ。特に沖縄では雷を伴って激しく降る所もあるため、雨の降り方に注意が必要となる。
　そのほかの西日本も雲が広がりやすくなるが、関東や東海は晴天が続く見込みだ。
　
　日中の気温は北日本や北陸ではほぼ平年並みとなるものの、関東から西ではこの時季としては高くなる見通し。13℃前後まで上がって、3月上旬から中旬並みの暖かさとなりそうだ。

日曜日は気温ダウンで寒の入り

　6日（日）は太平洋側を中心に晴れや曇りとなり、気温は5日（土）より低い所が多くなる。
　この日は二十四節気の一つ「小寒」で寒の入りとなるが、日中の気温は東日本や西日本でも10℃前後までしか上がらない見込み。特に東京の最高気温は8℃予想と真冬並みで、前日よりも5℃以上低くなりそうだ。
　
　今週末は気温差が大きくなるため、初詣や初売りなどへのお出かけは服装に注意が必要となる。
（気象予報士・多胡安那）