2018年の欧州年間得点王に輝いたリオネル・メッシ。5度目となるゴールデンシューを受賞したメッシは、2019年に入っても更新できる記録を残している。現在のパフォーマンスを維持できれば、偉大な選手たちの残した功績に近づくかもしれない。
- ギグスの同一クラブでのタイトル獲得数
もしバルセロナが今シーズン、ラ・リーガ、コパ・デル・レイ、UEFAチャンピオンズリーグの三冠を達成すれば、メッシのバルサでのタイトル獲得数は36に到達する。これはマンチェスター・ユナイテッドのレジェンドであるライアン・ギグス氏が獲得した数と並び、同一クラブにおける史上最多タイトル獲得数となる。
- イニエスタ、そしてシャビの領域へ
ラ・リーガ第17節の時点で、バルサ通算657試合に出場したメッシ。あと18試合に出場すればアンドレス・イニエスタの持つバルサ歴代出場記録2位を追い抜くことが出来る(674)。ちなみに、最多出場記録はチャビ・エルナンデスが持つ767試合だ。
- カシージャスが持つラ・リーガ最多勝利数
バルサで多くの勝利を積み重ねてきたメッシは、元レアル・マドリードのイケル・カシージャスが持つラ・リーガ最多勝利数に近づこうとしている。カシージャスはレアルで通算334勝を挙げており、メッシはあと11勝すれば新記録を樹立となる。
- 6度目のゴールデンシュー受賞へ
2019年に入ってもメッシがネットを揺らすようなら、前人未到の3年連続＆6度目のゴールデンシュー受賞も十分にあり得る。かつて誰も達成できなかった偉大な記録をメッシは狙いに行くだろう。
- 先人が残した偉大な記録へ
今シーズンも得点ランクを独走しているメッシは、このままいけば自身6度目となるピチーチ賞（得点王）に輝くことが出来る。6回の得点王はラ・リーガ史上最多の受賞数となり、1940～50年代に活躍したテルモ・サラ氏の記録に並ぶ。サラ氏は31歳までに397ゴールを挙げている。
- 50回目のハットトリックまであと一つ
ラ・リーガ第16節レバンテ戦でハットトリックを達成したメッシ。キャリア49回目のハットトリックとなり、あと一回1試合で3ゴール以上決めれば、ついに達成回数が50回に到達する。
※10/17改訂
