元尾氏が出馬表明 長崎県議選西彼杵郡区

 今春の県議選西彼杵郡区(定数2)に、元会社員の元尾千束(ちづか)氏(36)が4日、立候補すると表明した。近く自民に公認申請する。退任を表明している自民現職の三好徳明氏(78)の後継候補になる。
 元尾氏は西彼時津町出身。一橋大国際・公共政策大学院卒。大手菓子メーカーに10年余り勤務して昨年10月に退社し、帰郷した。県庁で開いた会見で「長崎で政治家になりたいとの思いで帰ってきた。古里長崎に貢献したい思いは募っており、少子高齢化対策に女性ならではの視点が活用できる」と強調した。
 県議選西彼杵郡区には、自民現職の山口経正氏(62)、長与町議で国民民主新人の饗庭敦子氏(56)、時津町議で無所属新人の水口直喜氏(63)も出馬する予定。

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