ロッテ5位・中村投手 地元・佐世保で調整

 昨秋のプロ野球ドラフト会議でロッテから5位指名を受けた清峰高出身の中村稔弥投手(22)=亜大=が3日、地元の佐世保市で行われた佐世保中央リトルリーグと佐世保ボーイズの練習に参加。小学生の時に所属していたチームの子どもたちと一緒に汗を流した。期待の左腕は「体の状態はばっちり。開幕1軍に入って活躍したい」とプロ1年目の抱負を語った。

 中村投手は昨年12月24日に帰省し、清峰高などで自主トレーニングに励んでいる。この日は軽めのキャッチボールで調整。子どもたちの練習も見学し「ここは自分の原点。頑張ってほしい」とエールを送った。

 佐世保中央リトルリーグで昨春から投手を務める岩下泰雅君(10)=佐世保市立大塔小4年=は「『野球頑張ってね』と書いたサインをもらった。将来は稔弥さんみたいにプロ選手になりたい」と目を輝かせた。

 中村投手は7日まで市内で調整を続け、8日に入寮。10日から新人合同自主トレに臨む。

キャッチボールで調整する中村投手=九州文化学園高野球部グラウンド

© 株式会社長崎新聞社