国宝の仏像、パリ展示会向け法要

奈良・興福寺で

©一般社団法人共同通信社

パリでの展示会を前に営まれた「木造地蔵菩薩立像」の魂を抜く法要=5日午前、奈良市の興福寺

 奈良市の興福寺で5日、国宝「木造金剛力士立像(阿形・吽形)」と重要文化財「木造地蔵菩薩立像」の仏像3体がフランス・パリでの展示会に向けて輸送されるのを前に、仏の魂を抜く法要が営まれた。

 金剛力士立像は鎌倉時代の作で、地蔵菩薩立像は平安時代の作。展示は「ジャポニスム2018―響き合う魂」の企画の一環として奈良県などの主催により、ギメ東洋美術館で1月23日~3月18日まで「古都奈良の祈り」展として開催される。広報事務局によると、3体が海外で展示されるのは初めて。

 法要後、多川俊映貫首は「どのように受け止められるか大変興味深く思っています」と話した。