何この陽気!? 沖縄周辺の海水温、12月は過去最高だった

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 沖縄気象台は4日、2018年12月の月平均海面水温が東シナ海南部では22・9度、沖縄の南では26・5度(ともに速報値)となり、12月としては過去最高だったと発表した。月平均海面水温は東シナ海南部で平年より1・3度、沖縄の南で1・5度高かった。気象台は「冬型の気圧配置になりづらく、寒気の流入が弱かったため」と分析している。

 気象台によると、日本上空で偏西風が平年より北を流れたことにより、フィリピン付近から日本の東海上は高気圧に覆われやすくなった。これらの大気の流れに伴って北から寒気が流入しづらく、南から暖かく湿った空気は流入しやすかった。さらに風も平年より弱く、海面水温の低下が抑えられた。

 この影響で12月の月平均気温も那覇で20・4度(平年差プラス1・7度)、名護で19・7度(同1・7度)と高かった。

 石垣自然保護官事務所の職員によると、サンゴの白化現象が懸念されるのは海面水温30度程度からで「今回は高水温による白化はあまり心配していない」と説明。ただ、サンゴの生態は明らかになっていない部分も多く「冬場の高い海面温度が何らかの影響を及ぼす可能性はある」とした。

 気象台によると向こう1カ月の沖縄周辺の海面水温は平年より高いか、かなり高くなると予想されている。