“イノシシ”に見えるかな 神戸の水族園で干支の企画展

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ブタのような鼻が特徴のスッポンモドキ(須磨海浜水族園提供)

 2019年の干支をテーマにした企画展が神戸市立須磨海浜水族園(須磨区若宮町1)で開かれている。干支に絡む企画展は毎年恒例だが、今年の巡りは職員が「十二支で断トツ難しい」と恐れる亥の年。苦肉の末、選ばれたのは-。(西竹唯太朗)

 同館は酉年ならペンギンなど、その年の干支と関連する生き物を展示している。今年は当初、名前を絡めた生物を展示しようと、中国名が「海猪魚」である海水魚・キュウセンを考えた。しかし、昨年11月の特別展で展示したばかりだったことから方針を転換し、見た目がイノシシっぽい生物を展示の中心に据えた。

 選ばれたのは、オーストラリア原産のカメ・スッポンモドキ。豚のような鼻が特徴的で、別名ブタバナガメと呼ばれる。日本各地の沿岸部にすむシマイサキ、コトヒキは、しま模様がイノシシの体の模様にも見えるため鹿児島県では「イノコ(猪子)」という名前で親しまれているという。計5種類を14日まで展示している。

 そういえば、同館きっての“スター”イルカも漢字では「海豚」。フグ(河豚)は知られていても、カピバラ(川豚)は意外と知られていないのでは。いずれも常設で見ることができる。企画した磯崎祐助さん(22)は「水族館にも意外といる“イノシシ”を見に来てほしい」と話す。

 水曜定休。大人1300円、小・中学生500円など。同館TEL078・731・7301