UAEで開幕するAFCアジアカップ。大陸王者を決める4年に一度の大会だ。
ここでは、『sportskeeda』による「アジアカップに登場する世界のリーグで活躍中のスター選手たち」を見てみよう。
GK:マシュー・ライアン
オーストラリア代表/ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオン
26歳のマシュー・ライアンはグループBのヨルダン、パレスチナ、シリア戦でゴールマウスを任されるはずだ。
Aリーグで覇権を勝ち取った後、ベルギーのクルブ・ブルッヘでもタイトルを獲得。その後、バレンシアを経て、プレミアリーグに移籍した。
マーク・シュウォーツァーの後継者としてオーストラリア代表守護神に君臨するライアンは、前回大会優勝メンバーの一員であり、4年前はゴールデングローブも受賞している。
すでに代表キャップ50を誇る彼は前回大会の再現を狙っていることだろう。
FW:ソン・フンミン
韓国代表/トッテナム
彼は今大会で韓国のキャプテンを務めるはずだが、クラブでのプレーのために遅れて合流する見込みだ。
ハンブルガーSVでキャリアをスタートさせた後、レヴァークーゼンに移籍したソン・フンミン。
その後、2015年にトッテナムに引き抜かれた際には、アジア人史上最高額で取引された。今ではプレミアリーグにおけるアジア人の最多得点記録も有している。
また、プレミアリーグの月間MVPを3度受賞し、2018年11月のプレミアリーグベストゴールにも選ばれた。今まさに全盛期にあるといえる。
韓国はグループCで中国、カザフスタン、フィリピンと戦う。
FW:マシュー・レッキー
オーストラリア代表/ヘルタ
かつてアデレード・ユナイテッドで所属していたレッキーは、2011年にボルシアMGへ移籍。それ以降、ドイツでのプレーを続けている。
27歳ながらすでにアジアカップ優勝とドイツ2部リーグ優勝を経験している。
怪我のために今大会の欠場が噂されていたが、決勝トーナメント以降の起用を見越してオーストラリア代表は(メンバーに招集するという)ギャンブルに出た。
MF:チャナティップ・ソングラシン
タイ代表/北海道コンサドーレ札幌
タイ出身の攻撃的MFは欧州のトップリーグではプレーしていないものの、アジアカップに参戦する最もホットな宝のひとりだ。
地元タイではリーグやカップ戦のタイトルを獲得し、コンサドーレ札幌へ移籍。
5フィート2インチ(157cm)と小柄なMFは、Jリーグのベストイレブン、チームの年間MVP(札幌ドームMVP賞)にも輝いた。
今大会ではグループAでUAE、インド、バーレーンと対戦する。