部分日食 雲多いもののチャンス有り 今年は2回

あす6日(日)の午前中は、部分日食が起こります。日本海側は雨や雪の所が多く、晴れ間の出る太平洋側でも寒気や気圧の谷に伴う雲が出る予想となっています。

今の所、午前中は西日本を中心に雲が出る見込みで、関東や東北の太平洋側は観測が可能とみています。雲が出る西日本でも雲の間から見られるチャンスはありますので、空を眺めてみてはいかがでしょうか。最大に欠けるのは午前10時前後で、東京は10時6分となっています。ただ、雲がかかっていても目を傷めるおそれがあるので、必ず専用の日食観測用レンズを使ってください。

ちなみに、今年は冬にもう一度チャンスが巡ってきます。12月26日には日没前に部分日食が起こりますので、日食レンズはとっておくと良さそうです。

気象予報士・長谷部 愛

画像について:6日午前10時の雲の予想。

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