リヴァプール、クライン放出の理由は「16歳の神童」にあり

リヴァプールはFWドミニク・ソランケとDFナサニエル・クラインをボーンマスに放出した。前者は完全移籍、後者はシーズン末までのローンになる。

怪我がちだったとはいえ、クラインの放出は驚きにも思える。

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そうした中、『Liverpool Echo』は「リヴァプールがクラインのレンタル移籍を許した裏で、クロップはある若手選手に感銘を受けている」などと伝えた。

クラインに代わる右SBのオプションになるかもしれないとされているのは、オランダ人DFキ=ヤナ・フーフェル(Ki-Jana Hoever)だ。

昨夏にアヤックスからリヴァプールに移籍した彼は2002年生まれの16歳。右サイドバックとセンターバックをこなし、高さと速さを兼ね備え、フリーキックも蹴るという逸材だ。

アカデミーでの活躍が評価され、先月からはDF陣に怪我人が続出しているトップチームの練習に参加。そこで、ユルゲン・クロップ監督にインパクトを与えたようだ。

また、U-23チームのニール・クリッチリー監督も「アンビリーバブルだ。冷静さ、自信、判断力、そしてボールのないところでの知性は素晴らしい」などと絶賛している。

まだ16歳ではあるが、NEXTトレント・アレクサンダー=アーノルドとして期待されているようだ。

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