日本ハム有原が自身2度目の開幕投手に照準 「今年こその思いはある」

鎌ヶ谷スタジアムで自主トレを行った日本ハム・有原航平【写真:荒川祐史】

昨年は開幕前に故障し8勝を挙げたが3年連続2桁勝利を逃した

 日本ハムの有原航平投手が5日、今シーズンの目標を自身2度目の開幕投手、180イニングに設定した。

 有原はこの日、鎌ヶ谷スタジアムで自主トレを開始。2019年シーズンのスタートを切った。昨年は開幕前に故障。8勝はあげたものの、3年連続2桁勝利を逃した。2017年の開幕投手を務めたが5回6失点で負け投手になり「2年前は勝てず、昨年は(開幕戦で)投げることも出来なかった。悔しい思いはずっとある。今年こその思いはある。180イニングは投げないと優勝は見えてこない」と力を込めた。

 年末は地元の母校・広陵高校で野球教室。年明け2日からジムで柔軟性をテーマにトレーニングを積んでいるという。「今年こそ開幕投手をつかみとれるように。1年間投手陣を引っ張っていきたい。身体の色んな部分をしっかり意識して動かせるように」と意欲的だった。(細野能功 / Yoshinori Hosono)

© 株式会社Creative2