ハム清宮、30本塁打は「目指すところ」 「昨年の経験を活かせるのが楽しみ」

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ヤマハ発動機ラグビー部のTシャツを身に着け自主トレを行った日本ハム・清宮幸太郎【写真:荒川祐史】

いかに一発を勝利に結びつけるか「主力となって、ホームランをいっぱい打ちたい」

 日本ハムの清宮幸太郎内野手が5日午後、鎌ヶ谷スタジアム室内練習場で自主トレを公開した。ストレッチ、キャッチボール、内外野複数ポジションを想定してのノックと約1時間半、野球の身体を目覚めさせた。

 練習前は「楽しいから見てる」と全国高校ラグビー準決勝が気になり、大阪桐蔭vs流通経済大柏の試合をテレビ観戦。さすが父親はラグビーのトップリーグ、ヤマハ発動機の清宮克幸監督。今月退任する、その父親の車で合宿所に帰ってきた。

「鎌ヶ谷に戻って、野球が側にある環境で、野球をやらなきゃという気持ちになる。しっかり走ったり、身体づくりを重点的にやってきた。全体的には充実して、ワクワクしている。昨年の経験を活かせるのが楽しみ。ファイターズの主力となって、ホームランをいっぱい打ちたい。今年こそリーグ優勝、日本一。自分もしっかり喜べるようにやっていきたい」

 昨年は、5月2日の楽天との1軍デビュー戦で岸から初打席でフェンス直撃の二塁打を放ち、デビューから7戦連続安打と新記録を樹立した。1年目の王貞治氏(ソフトバンク球団会長)と並ぶ7本塁打を放つなど、大物ぶりを発揮。1軍では53試合32安打、18打点と存在感を見せた。

 しかし、キャンプ前に右手母指基節骨骨挫傷を負い、開幕直前には限局性腹膜炎で入院するなど、決して順風満帆とはいかなかった。「災い転じて福となす」で今年の書初めには「福」を選択。自分の打撃をいかにチームの勝ち星に結びつけるかが今季最大のテーマになる。

 栗山監督の口からホームラン30本と具体的数字も出ているが、将来の4番として「(30本は)目指すところではあります」と目標を掲げた。(細野能功 / Yoshinori Hosono)