いよいよ動きが活発化してきた冬の移籍市場。
リヴァプールはFWドミニク・ソランケとDFナサニエル・クラインをボーンマスに放出した。前者は完全移籍、後者はローンだ。
そうした中、カーディフのニール・ウォーノック監督の発言が話題になっている。
御年70歳のベテラン指揮官は、クラインをクリスタル・パレスでプロデビューさせた人物でもある。
『WalesOnline Sport』によれば、こう明かしたという。
ニール・ウォーノック(カーディフ監督)
「我々はある選手についてほぼ合意していた。
ただ、ナサニエル・クラインについては失望している。
知っている選手であり、彼をデビューさせた。あの子だけではなく、リヴァプールについても、私に知らせてくれなかったことに失望している」
ニール・ウォーノック(カーディフ監督)
「自分は全てを正しくやり、彼ら(リヴァプール)は今週には彼は私の選手だと約束した。
(にもかかわらず、ボーンマス移籍を)テレビで見ることになるのは、私にとって恥辱だ。品格を欠いていないかね?」
「私は不正なやり方で彼を誘えばよかったかもしれないが、全てを正しくやった。
それから、ボーンマスがやってきた。
彼らはソランケに1900万ポンド(26.2億円)を支払ったことで、ちょっとばかり欲を強めたのかもね」
かつての教え子であるクラインの獲得を約束されていたにもかかわらず、反故にされてしまったと述べていたそう。あくまで彼の言い分ではあるが…。