3日未明の「火球」は剣山周辺に落下か 天文愛好家団体が推定

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 3日未明に西日本を中心とする各地で目撃された「火球」が、剣山(標高1955メートル)周辺に落下した可能性が高いことが5日、分かった。全国のアマチュア天文愛好家でつくる「日本流星研究会」(長野県安曇野市)が、目撃情報や撮影画像から位置を推定した。

 火球は、小惑星のかけらが落下する際に光り輝いて見える現象。研究会は、愛媛県今治市の伯方島付近の87・3キロ上空で光り始め、剣山付近の26・9キロ上空で消滅、落下したとしている。同研究会火球観測担当の司馬康生さん(57)=兵庫県明石市=は「500円硬貨ほどの大きさの石が落ちている可能性がある」と話す。

 火球は徳島県内でも確認され、天文愛好家でつくる徳島海南天文台(海陽町)の橋本就安代表(69)=藍住町住吉=は自宅の上空で動画撮影に成功。3日午前4時49分30秒から約8秒間、火球が発光して北西から南東に消える様子を収めた。

 橋本さんは「積雪がなくなる春になれば、剣山周辺に落下しているかどうか確かめにいきたい」と語った。

カメラに写った火球(右端の光)。画像上から時計回りに北、西、南、東(南向きに撮影)=3日午前4時49分ごろ、藍住町住吉上空(橋本さん提供)