同僚にセクハラ発言 若葉消防署また不祥事 千葉市

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 千葉市消防局の若葉消防署で不祥事が相次いでいる問題で、同僚の女性職員2人にセクハラ発言をしたとして同局が昨年、同署の40代の男性消防司令補を消防長訓戒の処分にしていたことが5日、同局への取材で分かった。公表対象の懲戒処分でないため発表しなかった。同局は不祥事再発防止に向け計画していた服務倫理検討委員会を10日に開催することも明らかにした。

 同局によると、消防司令補は昨年職場で、同僚の女性2人に対し、胸のサイズを指摘したり、下着の色を尋ねたりするセクハラ発言をした。同局は「セクハラに当たるが、女性2人が被害感情を抱いていない」として公表の対象となる懲戒処分にはしなかった。

 同局が同年11月、別のセクハラ問題で同署員に行った聞き取り調査で発覚。消防司令補は「場を和ませようと思った」と釈明したという。女性職員の1人は同年9月末に退職したが、同局は「セクハラとは関係ない」としている。

 処分は同年11月30日付。管理監督者として課長ら上司2人も消防長口頭注意などの処分にした。

 同署では同年9月に交通違反歴の虚偽報告、11月にセクハラでそれぞれ別の消防士が減給と戒告の処分を受けた。12月には女子高校生に性行為を無理強いしようとしたなどとして消防士が免職になったほか、道交法違反(酒酔い運転)の疑いで消防士が現行犯逮捕されるなど、不祥事が相次いでいた。

 同局は今月10日、消防局長を委員長とする検討委を開催。同署長ら幹部職員19人が、不祥事が相次いだ原因の究明と再発防止策の検討に取り組む。