「小寒」に強い寒気南下

暦の上で1月6日は「小寒」、寒気がようやく強くなる頃です。小寒の日から「大寒」をへて、2月4日の「立春」の前日までが「寒中」、厳しい寒さが続くとされます。
暦ができた中国大陸の気象より約1ヶ月遅い日本の気象ですが、小寒の日に北海道上空約5500mには氷点下36℃以下と、大雪の目安の気温となるほどの強い寒気がはいりました。この強い寒気の南下は、一旦弱まりますが、9日には氷点下39℃以下の寒気が南下してきますので、再び強い風と大雪に警戒が必要となります。さらに、14日頃にも強い寒気が南下してきます。
小寒というより大寒が始まった感じで、十分な寒さ対策が必要です。

気象予報士・饒村 曜

画像について:各地の週間天気予報(上段が最高気温、下段が最低気温)

© 株式会社ウェザーマップ