ライコネン、2019年シーズンはザウバーF1で「純粋なレースができる」と期待

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 ザウバーF1での2019年シーズンは、これまでとは大きく異なるものの、「純粋なレース」の1年になるとキミ・ライコネンは考えている。

 シャルル・ルクレールのフェラーリ加入発表と同時に、2018年末でライコネンが同チームを離脱することが正式に発表された。

 39歳のライコネンは、これでF1キャリアに幕を下ろすものと見られていたが、292戦を経験したベテランである彼は、さらに2年間にわたってグリッドに残ることを決定。18年前の2001年にF1デビューを果たしたザウバーに戻ることとなった。

 2度目のフェラーリ加入で競争力を発揮していたライコネンは、同チームでの最後の5年間のうち4年間をセバスチャン・ベッテルとともに過ごした。ザウバーでは若手有望株のアントニオ・ジョビナッツィとコンビを組むことになるが、よりリラックスした雰囲気を期待していると彼は言う。

「とても期待しているんだ」とライコネン。

「色々な部分で違いがあるだろうけれど、目標は同じだ。何よりも純粋なレースができるだろう。それが僕らふたりにとって良いことであることを望んでいる。それが目標なんだ」

「僕らにはそれができると思っているけれど、もしかしたら僕は完全に間違っているかもしれない。それでも現状に良い感触を抱いているし、だからこそザウバーに戻るということを受け入れたんだ」

 ライコネンはアブダビで行なわれた最終戦後のテストにおいて、新たな環境で仕事にあたる機会を得ている。ザウバーは2018年シーズン中に大きな進化を遂げてきたものの、彼はチームの今後について大胆な予想をすることは避けた。

「そうしたことについては、あまり考えてこなかった。新しいマシンを走らせてみてからにしよう」とライコネンは説明する。

「自分たちの位置を確認し、純粋に感じてみる。そして、そこからのスタートになる」

「チャレンジとしては間違いなく以前とは異なるものになるが、楽しんでいる。だからこそ、この選択をした。どうなっていくかについて色々な人に意見を聞けば、多くの違う答えが返ってくるだろう」

「どうなるかは探り出していくし、僕らはベストを尽くす。素晴らしい何かをやり遂げるだけのチャンスには恵まれると思う。それが僕らをどこに導いていくかなんて、誰にも分からない。僕らで答えを見つけ出すんだ」