先日チェルシーはドルトムントからMFクリスティアン・プリシッチを獲得したと発表した。移籍金は5800万ポンドとされているが、この金額にイングランド国内では驚きの声が挙がっているのだ。
それはプリシッチの移籍金が高いということではなく、現在ドルトムントでプレイしているイングランド期待の18歳MFジェイドン・サンチョについてだ。サンチョはドルトムントで見事なパフォーマンスを披露しており、プリシッチ以上に重要な存在となっている。プリシッチが5800万ポンドとなれば、いったいサンチョの移籍金はどれほどの金額になるかが話題となっているのだ。
サンチョはマンチェスター・シティからドルトムントへ向かった選手だが、一部では将来イングランドに戻ってくるのではないかとも言われている。ドルトムントでキャリアを終えることは考えにくいだろう。となれば、買い戻す際にどれだけの移籍金を積む必要があるのかは非常に気になるポイントだ。
英『Daily Mail』によると、イングランドのサッカーファンからは1億ポンドを軽く超えるのではないかといった意見が出ているようだ。
「プリシッチが5800万ポンドとなれば、シティは来季1億ポンド以上を支払うだろう」
「プリシッチが5800万ポンドなら、ドルトムントはサンチョ売却へどれだけの額を求めるだろうか」
「サンチョはすでに2倍の移籍金はかかるぞ」
サンチョが今の活躍を続ければ、価値はますます高まるだろう。イングランドの若手をイングランドのクラブが買い戻すのも不思議な話だが、プリシッチをも上回るサンチョの活躍ぶりで予想外の状況が生まれている。