認知症介護、知恵寄せて

成功・失敗例をデータ化

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認知症がある人への対処法の例

 認知症に伴う物忘れや妄想などに、どう対処すればよいのか―。介護する家族の悩みに応えようと、成功例や失敗例の体験を広くインターネットで投稿してもらい、データベース化して知恵を共有する取り組みを高知大と大阪大などの研究チームが進めている。

 認知症は記憶や認識の障害だけでなく、怒りっぽさや妄想、不安などの「行動・心理症状」を伴うことが多いが、周囲の接し方や環境で、それらの症状は和らぐことが知られている。

 ただ、どんな対応が有効なのかは証明されていないため、研究チームが国の資金を受け、2016年に「認知症ちえのわnet」というサイトを開設した。