いま「背番号19」と聞いて連想する選手を選んでみた

サッカーには9番や10番などポジションやプレースタイルがある程度決まっている番号があるが、新年ということで2019にちなんだ19番にどのような選手がいるか調べてみた。

同じ番号でも全く違う輝きを見せる5人の選手を紹介したい。

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レオナルド・ボヌッチ(ユヴェントス)

ボヌッチにとって19番は特別な番号のようだ。

彼がミランに移籍したとき19番は埋まっていたが、コートジボワール代表ケシエから“強奪”。ケシエは渋々79番を選ぶことになった。再びユーヴェに戻ったときもキーパーのペリンが選んでいたが、同じイタリア代表で友人だったので快く譲ってもらったとのこと。

この調子だと今後ボヌッチが移籍する先のチームの19番の選手は、次の背番号の候補を考えておかなければならないだろう。

レロイ・サネ(マンチェスター・シティ)

イングランドで活躍するドイツ人の新星はシャルケ時代より19番を好んでつけている。

シティでは前線の選手が多いこともあってか、それぞれがユニークな番号をつけているが彼もその一人だと言えるだろう。10番もペレから広まったように、印象的な活躍を見せた選手の番号がエースナンバーとなっていくことは多い。

最近の勢いを見れば、19番がサネの番号として認識される日もそう遠くないと思われる。

サンティ・カソルラ(ビジャレアル)

大怪我から復帰し、再び古巣ビジャレアルでのプレーを決断したカソルラ。

新年早々大一番となったレアル・マドリーとの試合では左サイドで出場し、2ゴールを決めるなど完全復活を果たしている。

プレミアでの活躍ぶりからアーセナルの19番のイメージが強いカソルラだが、ビジャレアルでもつけていたことを思い出させるようなプレーをこれからも期待できるだろう。

ジエゴ・コスタ(アトレティコ・マドリー)

サッカーではある程度キャリアのあるストライカーなら9番にこだわる選手が多いものである。

ジエゴ・コスタのボックスでがむしゃらにゴールを狙う様はまさしく9番の選手だが、これまでクラブでも代表でも19番を最も多く選んでいる。これには訳があるらしく、彼が19以外の背番号をつけているときに成績が振るわなかったことがその理由のようだ。

今季は19番を着用しているにも関わらず、ここまで結果を残せているとは言い難いが…。

酒井 宏樹(日本代表)

マルセイユで不動のサイドバックとして2番を与えられている酒井。

しかし日本代表では19番を背負っており、近年の安定した活躍ぶりからこの番号のイメージは既に彼のものと言っても過言ではない。アジアカップのメンバーにも選出されるなど森保体制においても重要なプレーヤーとして位置付けられている。

今後も日本を背負って戦い続けるであろう頼もしい選手の一人だ。

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