鵜鳥神楽の巡行スタート 2月矢巾へ初めて遠征

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権現舞を披露し巡行の始まりを告げる神楽衆

 普代村に伝わる国重要無形民俗文化財の鵜鳥(うのとり)神楽は6日、同村卯子酉(うねとり)の鵜鳥神社で舞い立ち神事を行い、今年の巡行を始めた。2月10日には村が友好交流協定を結んでいる矢巾町へ初めて「遠征巡行」に赴く。

 神事には神楽保存会(高屋敷真作会長)の神楽衆7人が集合。軽快なおはやしに合わせて場を清めるショシャ舞や剣舞を奉じ、神様を乗り移らせた獅子頭を手に権現舞を披露した。

 鵜鳥神楽は久慈方面の北と釜石方面の南を1年おきに巡行する回り神楽。北回りの今年は13日の地元の鳥居公民館など、3月まで岩泉、野田、久慈の計4市町村で豊漁や厄払いを祈願する。

 例年、年明けから沿岸部を巡っていたが、昨年9~11月には普代村内での定期公演(村観光協会主催)を初開催。今年は以前から構想のあった矢巾町への巡行を実現させ、活動の場をさらに広げる。