沖縄地方 今後も気温高い予想 高温に関する情報

7日(月)気象庁発表 高温に関する異常天候早期警戒情報(12日~21日の期間)出典=気象庁HP

 先月(2018年12月)の沖縄は、寒気の南下が弱く、暖かい空気に覆われる日が多かった。このため、気温がかなり高く、南大東島の月平均気温は21.4℃(平年差+2.0℃)と1942年以降で最も高くなった。また、那覇や久米島でも12月の月平均気温が20℃以上で、2016年に次ぐ気温の高さを観測している。
 
 沖縄ではその後、年始以降も気温が高く、きのう6日までの5日間平均気温は、石垣島21.0℃、与那国島20.7℃、名護18.9℃など、半数以上の地点で平年の気温より2℃以上高くなった。今後も気温の高い状態が続くと予想され、特に12日(土)頃からの1週間ほどは、平年よりかなり高くなる見込み。このため、沖縄気象台は「高温に関する異常天候早期警戒情報」を発表して、農作物の管理や今後の気象情報に注意するよう呼びかけている。

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