ウナギの取引規制見送りへ

ワシントン条約、提案なく

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ウナギを確認する成田税関支署の職員=2018年11月、成田空港

 絶滅の恐れが指摘されているニホンウナギについて、ワシントン条約に基づく国際取引の規制が今年は見送られる方向となったことが7日分かった。ウナギの資源管理を厳しくする動きをみせていた欧州連合(EU)が、規制を求める提案を見送ったため。取引が規制されれば輸入が減少し、ウナギの価格が高騰する懸念があった。

 国際取引規制を議論するために2、3年に1回開かれるワシントン条約の締約国会議が、5~6月にスリランカで開かれる予定。水産庁によると、会議に諮られる議題の提出期限は昨年12月下旬だったが、ウナギの国際的な取引規制に関する提案はなかった。