俳優×韓流×アーティストによる、フォトシネマ朗読劇「最果てリストランテ」再演が好評公演中!

スチール写真と朗読劇を融合させた全く新しい朗読劇『フォトシネマ朗読劇 最果てリストランテ (脚本:松田圭太/演出:奥村直義/スチール:諸江亮) 』が、 1月5日(土)から浜離宮朝日ホール・小ホールにて再演をスタートさせ、 大盛況の初日公演となった。

1月と2月の公演で俳優や韓流、 ミュージシャンや声優といった、 それぞれ異なるフィールドで活躍している総勢23名のキャストが集結することで大きな話題 を集めている本作だが、 初日公演には 、 今回の再演が初めての出演となる 富田翔 (舞台『炎の蜃気楼昭和編』シリーズ主演)、 石渡真修 (アイ★チュウザ・ステージ)、 橋本真一 (『メサイア』シリーズ)、 舞台『怪人二十面相』で初主演を務めた BOYFRIENDのミヌ の4名が登場した。

富田 翔

石渡 真修

橋本 真一

ミヌ(BOYFRIEND)

死者を迎える不可思議なレストランを舞台にした本作 には、 幼少期に両親を失くしながらも、 逞しく生きた兄弟や、 良きライバルとして甲子園も目指すも、 死別してしまった親友同士など、 様々なバックグラウンドを抱えたキャラクター達が登場するが、 出演者たちはそれら個性的なキャラクターの役をいくつも担いながら感動的なヒューマンドラマを展開 していく。 その中で、 各出演者がそれぞれのフィールドで培ってきた演技力や表現力を駆使しながら掛け合う姿はまさに必見だ。 特に今回の再演で新たに加えられたストーリーには、 死後の世界で人間の言語が理解できるようになった猫が登場。 猫役を演じた石渡は、 劇中様々なイントネーションで「ニャー」と猫語を連発し会場を大いに沸かせた。

さらに、 物語に合わせてステージ中央に映し出されるスチール写真による映像表現は、 従来の朗読劇や舞台にはない、 味わい深いものとなっており、 今回の再演にあたって新たに撮り下ろされたフォトシネマも数多く登場した。

公演終了後はこの日の出演者によるアフタートークコーナーへと突入 。 それぞれの出演者たちは、 自らの本業について軽く触れながらも、 本作品の魅力を様々な視点で語りあった。 トークテーマを箱から引いて話すブロックでは、 劇中で使用した猫耳を一人ずつ装着するなど、 自由なトークで観客を賑わせた。

フォトシネマ朗読劇「最果てリストランテ」の1月公演は、 1月5日(土)~1月11日(金)まで好評公演中 となっている。 毎日出演者が変わる本公演では、 出演者によって作品そのものの雰囲気も大きく異なるものとなっていく。 ぜひ、 全く新しい朗読劇の形をご自身の目で確かめてみて欲しい。

あらすじ

これはとある場所の小さな小さなレストランの物語。

そのレストランの営業時間は決まっていない。

そこは人生でたった1度しか訪れることが出来ない。

そこは三途の川を渡る前、 最後の晩餐をとるためのレストラン。

そのレストランでは料理の注文をすることは出来ない。

できるのは最後の晩餐の相手を選ぶこと。

選べる人の条件は既にこの世に存在しない人物、 1人に限るということ。

相手が決まれば料理も自然に決まる。

料理するのは韓国人のハン。

レストランに訪れる人達の思い出の料理を振舞い、 その料理を口に運んだ人達はみな笑顔になり饒舌になる。 そして新たな旅路へと向かっていく。

一方、 ハンは記憶の全てを現世に置き忘れてきてしまっていた・・・

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