県選管、県保連など注意 保育カンパ流用、政資法違反疑いと判断

 保育の陳情に関する県内の保護者や保育士からのカンパ金が国会議員の政治資金パーティー券の購入費用に流用されていた問題で、政治資金規正法に違反する疑いがあるとして、県選管が7日、県保育連盟連合会(県保連)と自民党系政治団体の県支部である県保育推進連盟(県連盟)を口頭で注意したことが分かった。県選管は、県保連が業界団体でありながら政治団体へ寄付した行為と、県連盟が政治団体として無届けだったことが同法に抵触する恐れがあると判断した。注意は同日付で、両団体は県選管に、「今後は法律に違反することがないように対応する」と答えた。

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