関東以西は3月並みの暖かさ 北陸・東北の日本海側は夜から大雪注意

8日(火)の最高気温の分布予想

 きょう8日も太平洋側を中心に晴れる所が多くなりそうだ。気温は関東から西ではこの時季としては高く、各地で3月並みの暖かさとなる見通し。一方、北陸以北の日本海側では雪となり、夜から降雪が強まってくる。特に北陸や東北では9日昼頃にかけて大雪やふぶきになるおそれがあるため、注意が必要だ。

8日(火)4時54分現在 乾燥注意報

太平洋側は晴天 空気乾燥に注意

 きょうも太平洋側を中心に晴れる所が多くなりそうだ。広い範囲に乾燥注意報が発表されており、予想最小湿度は東京で25%、大阪で40%などとなっている。特に東京都心では昨年のクリスマスイブから雨が降っておらず、先月28日から連続して乾燥注意報が発表されている。火災が起きやすくなっているため、火の取り扱いには十分な注意が必要だ。

8日(火)全国天気予報(数字は予想最高気温と前日差)

気温上昇 ひな祭り頃の暖かさ

 関東から西の地域では気温が高く、広い範囲で3月上旬並みの陽気となる。日中の気温は13℃前後まで上がる所が多く、日差しが暖かく感じられそうだ。ただ、北よりの風が強まるため、風を通しにくい服装で出かけたい。

8日(火)午後8時と、9日(水)午前8時の雨・雪・風の予想

北陸・東北の日本海側は夜から降雪強まる

 北陸以北の日本海側では雪や雨で、雷を伴う所もありそうだ。特に北陸や東北では夜から雪が強まり、あす9日の昼頃にかけて大雪になるおそれがある。また、風も強まってふぶきになる所もあるため、車の運転などは注意が必要となる。(気象予報士・多胡 安那)

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