ツインズがクローザー候補獲得 右腕・パーカーと1年契約へ

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日本時間1月8日、MLBネットワークのケン・ローゼンタールによると、ツインズはフリーエージェントのリリーフ右腕、ブレイク・パーカーと1年320万ドルで契約合意に至ったようだ。スプリッターを武器とするパーカーは2017年にエンゼルスでメジャー定着を果たし、昨季は大谷翔平とともにプレイしてチーム最多の14セーブをマーク。ツインズにとっては今オフ最初のブルペン補強となり、パーカーはアディソン・リード、トレバー・ヒルデンバーガーらとクローザーの座を争うことになりそうだ。

2012年にカブスでメジャーデビューを果たしながらもなかなかメジャーに定着できなかったパーカーは現在33歳。2017年にエンゼルスでメジャー定着を果たして71試合で3勝3敗、8セーブ、15ホールド、防御率2.54の好成績をマークし、昨季も67試合で2勝1敗、14セーブ、6ホールド、防御率3.26とまずまずの活躍を見せた。今オフは初めて年俸調停権を取得する予定だったが、11月末にエンゼルスからノンテンダーFAとなっていた。

2017年に奪三振率11.50、通算でも10.27をマークしているように三振奪取能力の高さが魅力であり、その源となっているのがメジャー有数のクオリティを誇るスプリッターである。Statcastによるデータ収集がスタートした2015年以降、パーカーはスプリッターで空振り率43%をマークしているが、これはスプリッター被スイング回数400以上の投手のなかではメジャー4位の数字。しかし、昨季は各球種の平均球速が低下し、その結果、空振り率や奪三振率も低下。逆に被ハードヒット率は悪化してしまった。

ツインズのブルペンにはリード、ヒルデンバーガーのほか、トレバー・メイ、テイラー・ロジャースといった投手がいるものの、2012~2014年にホワイトソックスで101セーブをマークしたリードを除いてクローザーとして確固たる実績を有する投手はいない。今後のチームの補強次第ではあるものの、パーカーにもクローザーの座を手中に収めるチャンスは十分にありそうだ。