黒島で土日祝日の無料バス 12日から再開 2月3日まで継続

 長崎県佐世保市のNPO法人黒島観光協会(山内一成理事長)は、世界文化遺産「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」の構成資産「黒島の集落」を巡る土日祝日の無料バスの運行を12日から再開する。2月3日まで。黒島天主堂の改修工事の延期に伴い、同日まで施設の見学ができるようになり継続を決めた。
 定員25人。本土からのフェリーが発着する黒島漁港を出発点に、黒島天主堂などを巡回する。予約不要。フェリーの到着時間に合わせて運行する。
 黒島天主堂の改修工事は昨年11月に始まる予定だったが、工事業者を決める入札が相次いで不調となり、着工が遅れている。
 島内は交通機関がないため、協会は利用を呼び掛けている。問い合わせは同協会(電0956・56・2311)。

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