ユヴェントス行きが頻繁に噂されているアーセナルMFアーロン・ラムジーは、ウェールズサッカー界を代表する選手の1人だ。実力的にはユヴェントスでも十分にプレイでき、優秀な選手であることは間違いない。
しかし、ユヴェントスで成功を収めるためには絶対外せないことがある。それを指摘したのはウェールズ代表監督などを務めた経験を持つジョン・トシャックだ。英『Daily Mirror』によると、トシャックはイタリア語を覚えることが絶対条件と考えている。例えば同じウェールズ人選手では、レアル・マドリードFWガレス・ベイルがスペイン語の習得に苦労したためにチームメイトとのコミュニケーションに問題があったと言われている。これと同じ事態は避けるべきだろう。
「新たな文化を学ぶ。これは指揮官としての私の生き方だ。イギリスの選手が国外へ移籍するのは簡単ではないと断言できる。アーロンはトリノでベイルと同じミスを犯すべきではない。その地方の言葉はすぐに覚えるべきだ」
トシャックはラムジーの才能は認めており、ユヴェントスが欲しがることにも納得している。プレイの面よりも言語の方を気にかけているのだろう。ピッチ外でどこまで努力できるかが成功のカギとなりそうだ。