ユーヴェ、ディバラの放出を視野に!? 条件は“ポグバ級”の超高額オファーか

ユヴェントスの10番を背負うディバラ photo/Getty Images

イタリアの絶対王者ユヴェントスが、条件次第でチームの10番を背負う“宝石”の放出を視野に入れているようだ。

ミシェル・プラティニやロベルト・バッジョ、アレッサンドロ・デル・ピエロといったレジェンドたちが身につけてきたユヴェントスの背番号「10」。この栄光の背番号を2017-18シーズンから託されたのが、加入3年目で今後のさらなる飛躍が期待されるアルゼンチンの至宝パウロ・ディバラだ。新たな背番号で臨んだ昨季は、セリエAで22ゴールを挙げる活躍を披露し、自身のキャリアハイを更新した。そして今季は、ポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが加入したこともあってか、得点数が激減している。ただ、ロナウドが出場停止となったチャンピオンズリーグ・グループステージ第2節のヤングボーイズ戦でハットトリックを達成するなど、ここぞという場面では力を発揮しており、チームに欠かせない存在として公式戦22試合に出場している。

そんなディバラには、以前からバルセロナなど多くのビッグクラブが熱視線を送り、移籍市場が開かれるたびに去就の噂が飛び交ってきた。しかし、ユヴェントスはこの若き逸材を手放すことを拒否し、ディバラもユヴェントス愛を強調。これまで移籍が実現することはなかった。しかし、ここにきて決して首を縦に振らなかったユヴェントスがディバラの放出を検討している模様。伊『TUTTOSPORT』が伝えている。

同メディアによると、現在もディバラにはバイエルン・ミュンヘンやパリ・サンジェルマン、マンチェスター・シティなどが興味を示しているとのこと。そして、マンチェスター・ユナイテッドへ移籍した前10番のフランス代表MFポール・ポグバのように、1億ユーロ(約125億円)以上の超高額オファーが届けば、ユヴェントスが放出を本格的に検討するようだ。そのため、今季終了後に移籍が実現する可能性があるという。

はたして、ディバラは今季でユヴェントスを去ることとなるのか。ただ、シーズンはまだ半分残っている。後半戦の活躍次第では、ユヴェントスがディバラに対しての超高額オファーを再び拒否する可能性は大いにあるだろう。

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