常盤貴子、膨大なセリフ量にもう仕事納め!? 19年ぶり日曜劇場で弁護士役

TBS系で1月13日スタートの連続ドラマ「グッドワイフ」(日曜午後9:00)の試写会が行われ、主演の常盤貴子、共演の唐沢寿明らが出席した。「Beautiful Life ~ふたりでいた日々~」(2000年)以来、同系の日曜劇場枠で19年ぶりに主演する常盤は「正直、19年もたったのかなという思いですが、平常心でやっています。すごく順調で気負うことなく、穏やかに演じられています」と語った。

ドラマは、出産を機に弁護士を辞めて専業主婦となっていた蓮見杏子(常盤)が、元東京地検特捜部長の夫・壮一郎(唐沢)が汚職容疑で逮捕されたことで16年ぶりに弁護士に復帰するストーリー。原作はアメリカで2009年から7年間放送された人気テレビドラマシリーズ「The Good Wife」で、韓国などでもリメークされている。

常盤は「『弁護士としてはブランクだけど、16年間家事も育児もやってきたことは無駄になっているとは思わない』という杏子のセリフが大好き。私も日曜劇場は19年のブランクがありますが、私なりに一生懸命やってきた仕事もあるので、それも踏まえて今ここに立てているのかなと思う」と役柄と自身を重ねていることを明かし、「今、人生の中でも一番たくさんのセリフをしゃべっているので、もう今年はこれで仕事納めをしてもいいかなと思っています」と冗談交じりに全力を注いでいることをアピール。

杏子の復帰に手を差し伸べる弁護士・多田征大役の小泉孝太郎は「常盤さんら弁護士チームは本当にチームワークがいいです。現場に行くのが楽しみで仕方がない」と和気あいあいとした撮影を明かしたのに対し、壮一郎を追い詰める検察官・佐々木達也役の滝藤賢一は「検察チームはとてもギスギスしております」、新たな特捜部長となる壮一郎のライバル・脇坂博道役の吉田鋼太郎も「確かに現場では口数は少ないですね」と告白。滝藤・吉田と対峙する場面が多い唐沢は「僕ら3人のシーンは本当にギスギスしているんですよ。女性が1人でもいればいいんですけどね。何とかしてほしい。早く妻の常盤さんの元へ帰りたい気持ちでいっぱいです」と苦笑いを浮かべていた。

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