「冬の使者」飛来 菅生沼にコハクチョウ

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水しぶきを上げながら飛び立つコハクチョウ=坂東市神田山

坂東市と常総市にまたがる菅生沼にコハクチョウの群れが飛来し、ゆっくりと羽を休めている。2月下旬まで姿を見られそうだ。

県自然博物館(坂東市大崎)などによると、コハクチョウは全長1メートル20センチほどの大型の水鳥。5〜6月にシベリア方面で繁殖・子育てし、越冬地として日本に飛来することから「冬の使者」と呼ばれる。昨年11月1日に今シーズンの1羽目が確認された。

菅生沼は、コハクチョウの餌となるマコモなどが豊富で、ねぐらにできる浅瀬も多いことから県内最大級の飛来地となっている。ピーク時は300羽を超えるという。

沼に面する天神山公園(坂東市神田山)には8日、大勢のアマチュアカメラマンが訪れ、写真撮影していた。コハクチョウは「クォークォー」としきりに鳴いたり、バタバタと助走をつけて飛び立ったりする姿を見せていた。(小原瑛平)